SMS送信の用途とは？
ここでは、SMSがどのような用途で使われているのかについてご紹介します。
SMS認証が多い背景
近頃、各種サービスのセキュリティ管理の一環としてSMSによる認証が増加してきました。
SMSは携帯電話番号宛に短文を送信するサービスです。そのため、SMS認証は他者による「アカウントの複製」ができず、高いセキュリティ性を誇ります。 メールアドレスを利用する認証方法では、アカウントが複製される可能性がありますが、SMSを利用することで防止できます。
SMS認証を利用するとサービスの品質を向上させることにも繋がるので、SMS認証の利用が増加しているというわけです
SMSを自動送信するにはAPI連携が必要？
ここでは、SMSを自動送信するためにAPI連携が必ず必要になるのかどうかについて説明します。
そもそもAPIとは
APIとは「Application Programming Interface」の略で、企業のアプリケーションやWebサービスを連携するために利用される手段のことを指します。
企業のWebサービスをSMS配信サービスとAPI連携させると、SMSの自動配信ができるようになります。最初からSMS自動配信に関するプログラムを組むことなく自動配信が可能なので、かなりの手間が省けます。
SMSを自動送信するにはAPIが必要とはどういうことか
企業のWebサービスに対して、ユーザーが何らかのアクションを起こし、それに対して自動でSMSを送信するには、API連携は必須であるとされています。
何らかのWebサイトに会員登録をした際に、本人認証としてSMSが送られてきた経験は誰もがあるでしょう。これはSMSを自動配信するために、 APIを利用して顧客の情報とSMS配信サービスを連携させて行っています。
SMS送信サービス自体の機能で足りれば不要
顧客のアクションに対して、SMS配信を自動で実行する必要が無い場合は、API連携は不要です。
また、SMS送信を利用する場合においても、問い合わせに対する個別的な対応や定期的なメッセージの一斉送信では、API連携をするメリットはあまりありません。
つまり、通常のSMS送信サービス自体の機能で足りる場合は、API連携は不要になります。他にも、SMSの送信頻度があまり高くない場合も、APIの連携は必要ないと言えるでしょう。
API連携する際の注意点とは？
SMS送信の自動化という意味ではメリットが大きいAPI連携ですが、ここでは実際に利用する際の注意点をご紹介します。
システム連携・開発が容易か
ゼロから開発するよりは楽であったとしても、API連携の際には、企業側の最低限の開発が必要になります。
少しでも開発にかかるコストを削減するためにも、API連携に関する必要な情報が整理された、わかりやすいAPI仕様書を提供してくれるSMS送信サービスを選択するようにしましょう。
セキュリティ、サポートが充実しているか
セキュリティやサポートが充実していない場合導入時に不要な手間やリスクが発生する可能性がります。導入前には費用に見合うサポートを享受できるか確認しましょう。 セキュリティやサポートが充実しているサービスを選べば、未然にトラブルを防げ、万が一の際も迅速に対応してくれます。
到達率を向上させる機能があるか
SMS送信サービスを利用する際には、機能が充実しているものを選ぶのがおすすめです。
SMSは、デフォルトでプッシュ通知ONの端末が多く、ロック画面であっても多くのユーザーに認識されやすいツールのため、 メールに比べて開封率が高いことが特徴です。しかし、送ったSMSが相手に正しく届かない不測の事態もあります。
送信先の携帯キャリアを正しく判別できていない場合や、解約によって携帯電話番号が別名義で再利用されている場合はSMSが正しく届かない可能性があります。
それらを防ぐためには、利用するSMS送信サービスが上記のケースに対応する機能を提供しているかどうかを重点的に調べましょう。
事例が公表されているかどうか
さらに確認しておきたいポイントは、導入事例の豊富さです。
導入事例を確認し、API連携している事例が多いサービスであれば、それだけ利用しやすいAPI仕様であると判断できます。
また、気になるAPIサービスがあったら、自社と同じような利用事例があるかどうかの確認を取るとよいでしょう。
API連携で開発・業務効率化を！
今回ご紹介したサービスを導入することで今まで行っていた、SMS送信に関する業務の効率化を実現できます。是非導入を検討してみてください。
