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SMSマーケティングの施策方法やビジネスに活用するポイント

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SMSマーケティングの施策方法やビジネスに活用するポイント

手軽にメッセージを送受信できるSMSは、マーケティングにおいてさまざまな場面で活用されています。 しかし、具体的にどのようにSMSマーケティングを行えばよいかわからない、という方も多いでしょう。

この記事では、SMSマーケティングの効果的な施策方法や、SMSをビジネスシーンで活用する際のポイントなどを解説します。

SMSの仕組みや特徴

SMSマーケティングの施策方法やビジネスに活用するポイント

SMS(Short Message Service)とは、携帯電話番号(以下電話番号)を使ってメッセージを送受信できるサービスです。 電話番号がわかればメッセージを送信できるうえ、メールに比べて到達率・開封率が高い傾向にあるため、ビジネスシーンにおいて顧客へリーチしやすいことが特徴といえます。

また、本人しか持っていない情報である電話番号を用いるSMSは、本人確認を行う際にも有効な手段です。 例えば、オンラインでの決済・サービスの利用・会員登録などの場面では、SMSで送った確認コードを入力してもらうことで本人確認ができます。

なお、SMSは国際規格のため、国内外で活用できることも大きな特徴です。

SMSマーケティングが注目されている背景

SMSマーケティングが注目されている背景には、スマートフォンの高い普及率があります。 総務省の「通信利用動向調査」では、2021年の情報通信機器の世帯保有率は「モバイル端末全体」が97.3%で、その内「スマートフォン」は88.6%という結果でした。

SMSはキャリアや機種に関係なく、携帯電話を持っている人であれば誰でも利用可能です。 また、スマートフォンはプッシュ通知などの機能により、SMSなどのメッセージに気づきやすいデバイスでもあります。

調査からわかるように多くの人がモバイル端末・スマートフォンを持っている現在、手軽に利用できて顧客へアプローチしやすいSMSはマーケティングの効果的な手段の一つといえます。

出典:総務省「通信利用動向調査

SMSを活用した主なマーケティング施策

SMSマーケティングの施策方法やビジネスに活用するポイント

ここからは、SMSマーケティングの活用シーンや施策内容を、詳しく見ていきましょう。SMSは、主に以下のようなマーケティング施策に活用されています。

1. 新商品/サービスのPR

過去に自社商品を購入したことのある顧客、自社サービスに会員登録をしている顧客などに対する、新商品/サービスのPRを行えます。 SMSで使う電話番号はメールアドレスとは異なり、変更される可能性が低い情報です。 そのため、アクティブな顧客だけではなく、しばらく積極的なアクションを起こしていない休眠顧客に対しても新商品などのPRを行うことで、セールスにつなげられます。

2. キャンペーン案内

開封率が高いSMSは、イベントやキャンペーン・セールなどの告知・案内にも利用しやすいといえます。 イベントやキャンペーンの情報は、自社ホームページなどに記載しているだけでは伝わりにくいものです。 コンテンツを見てもらいやすいSMSを活用することで、より確実に情報を見てもらえるでしょう。 最近は、SMSに送ったリンク経由でイベント・キャンペーンに参加できるようにする手法が、多く見られます。

3. クーポン配信

商品やサービスに関連する、クーポンを配信することも可能です。上記のイベント・キャンペーンの情報と組み合わせることで、 クーポンリンクへのアクセスは高まるでしょう。なお、クーポンを配信する際は有効期限や取得期限を明記しておくと、顧客の行動を促せます。

4. 来店のお礼メッセージ

来店後のお礼メッセージの送信にも、SMSは適しています。 顧客が利用したあとのフォローを素早く入れることで、顧客満足度の向上が期待でき、リピート顧客の獲得にもつながります。

5. お客様アンケート

サービス利用後や、トラブルシューティング後などにアンケートを送ることで、顧客の声の把握に役立ちます。 アンケートの内容は貴重な意見として参考にし、業務改善・新商品・サービス開発へと還元しましょう。

SMSマーケティングをビジネスに導入するメリット

SMSマーケティングをビジネスシーンで行うメリットとしては、以下のようなものが挙げられます。

コンバージョン率の向上が期待できる

前述のとおり、SMSはメールよりも顧客に見てもらいやすい(開封率が高い)アプローチです。 開封率が高ければ、SMSで送ったリンクへもアクセスされやすくなり、結果的にコンバージョン率の向上につながります。

導入コストを抑えられる

SMSでは、送信できる文字数や内容に制限があります。メールのように、画像や動画などのデータを送ることはできません。 しかし複雑なことができない分、運用コストは低く、人件費の削減にもなります。開封率の高さから、費用対効果も期待できるでしょう。

顧客ニーズに合わせた施策を行える

SMSは、顧客に合わせて効率的なアプローチができます。 例えば、自動車業界の場合、点検・整備の時期が近づいてきた顧客に対して、通知を送ることが可能です。 適切なタイミングで最適なコンテンツを送信できるので、業務の効率化とともに顧客ロイヤリティの向上が期待できるでしょう。

幅広い世代にリーチできる

前述の調査からわかるように、今やほとんどの人がスマートフォンやモバイル端末を持っています。 SMSはスマートフォンだけではなく、いわゆるガラケーでも利用できるため、携帯電話を所有している幅広い世代にリーチできる手段なのです。

また、マーケティングオートメーションツールなどを活用すれば、ターゲット層を絞ったり、特定のアクションをした顧客にのみSMSを送ったりすることもできます。 例えば、SMSで配信したクーポンを利用してコンバージョンに至った顧客に次のメッセージを送ることなども可能です。

SMSマーケティング施策を効率的に実施するポイント3つ

SMSマーケティングの施策方法やビジネスに活用するポイント

SMSマーケティング施策は、ただお知らせなどのSMSを送信すればよいわけではありません。 SMSマーケティング施策を効率的に実施するには、「送信内容・送信方法・送信するタイミング」を意識することが重要です。

ここからはSMSマーケティングにおいて重要なポイントを、具体的に3つご説明します。

顧客にとって付加価値の高い内容にする

SMSの内容が顧客にとって価値のないものだと判断されれば、SMSを送ったところで次のアクションにつながりません。 SMSの内容は業務的なものではなく、顧客目線で見て興味をひかれるようなものにすることが重要です。 ただし、情報を詰め込みすぎると読みづらくなるため、短いメッセージでわかりやすく伝えられる内容にしましょう。

リスト化して一斉送信する

SMSは顧客に合わせた内容を送信できる手段とはいえ、手動で一通一通送ると莫大なリソースが必要になります。 また、SMSは一通送信するごとに費用が発生するため、反応が見込めない顧客に対しても同じ内容を送信することは、あまり効率的ではありません。

内容によっては、リスト化した顧客の中から送信対象者を選定し、複数宛先へ一斉送信する方法もおすすめです。 特定の顧客に対して一斉送信を行うことで個別送信の手間を省き、費用面でも効率的にアプローチできます。

送信時間・タイミングに気を付ける

業界やサービスごとに、顧客がアクティブな時間帯やタイミングは異なります。 日中働いていると思われる顧客に対して、仕事が忙しそうな昼間にSMSを送信しても開封してもらえないかもしれません。 SMSマーケティングを行う際は、自社の顧客の特徴に合わせて、送信時間やタイミングを見計らうことが大事です。

SMSを活用したマーケティング施策の導入はアクリートがおすすめ

顧客との接触を試みても、電話やメールだとなかなか反応が得られず、その後のアクションにつながらないこともよくあります。 その点、SMSは開封率が高く、視認性も優れているため訴求点がわかりやすいことなどがメリットです。

このようなSMSのメリットを最大限に生かしてマーケティングを行うには、積極的にSMS送信サービスを活用しましょう。

当社の「SMSコネクト」は、簡単にAPI連携が可能であることに加え、 本文差込送信・配信時間予約送信・URL自動短縮など、一斉送信をより効率的に行える機能が整っています。

また、SMSを受信できないユーザーの電話番号を認証できる「IVR(音声自動応答)サービス」、 電話をかけたユーザーにSMSを送信する「電話de SMS」など、豊富なサービスを展開しています。

SMSマーケティングを導入したいと思っている担当者の方は、ぜひアクリートにご相談ください。

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