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SMSで督促するメリット!注意点やサービスの選び方も網羅

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SMSで督促するメリット!注意点やサービスの選び方も網羅

顧客に支払いの督促をする際に、“電話では架電率が悪い” “郵送は確認してもらっているのか不安”などお困りの担当者も多いのではないでしょうか。督促の手段はいくつかありますが、従来の電話や郵送連絡と合わせてSMSを活用することでより効率的に督促業務を進めることが可能です。
この記事では、SMSで督促するメリットやサービスの選び方をわかりやすく解説していきます。督促状や督促メールを送る際の注意点も併せて解説しているので、SMSの活用を検討している方は是非このまま読み進めてみてください。

SMSの督促はあらゆるシーンで活用できる

SMSで督促するメリット

携帯電話番号でメッセージを送信できるSMSは、一般的なメールよりも到達率が高いといわれています。なぜなら、メールアドレスと違って携帯電話番号は同じものを使い続ける人が多いからです。

例えば携帯電話会社を乗り換える場合、キャリアのメールアドレスは変更を余儀なくされますが、電話番号はMNP制度を利用すれば引き継げます。また、携帯のプッシュ通知を初期設定でONのままにしている人が多いため、一般的なメールよりもユーザーの目に触れることが多く開封率が高いです。

SMSによる督促は、主に次のようなシーンでの活用が期待できます。

  • 公共料金
  • 家賃
  • クレジットカード決済
  • ネットショッピング
  • 保険 など

上記の例に加え、最近では税金の未納付に関する督促の手段としてSMSを採用している自治体も増えてきています。

SMSによる督促は、滞納を未然に防ぐための手段としても有効です。例えば、ゴールデンウイークや年末年始などの連休前にSMSで支払いを通知する使い方があります。連休前後は支払い期日を忘れる人も多いため、SMSで事前の入金を促すことで未納を防ぎます。

SMSで督促するメリット3選

SMSで督促するメリット

SMSによる督促にはいくつかのメリットがあります。それは、一般的なメールに比べて到達率や開封率が高いという点だけではありません。ここでは、SMSで督促するメリットを3つ紹介します。

従来の方法に比べてコスト面や手間が省ける可能性が高いため、SMSへの切り替えを検討する際に役立ててください。

運用コストが安い

電話や郵送での督促から、SMSの督促に切り替えるとコストカットできます。SMSにかかるコストは電話や郵送に比べて安いからです。例えば電話の場合は通話料金、郵送の場合は切手代と印刷代がかかります。

一方でSMSにかかるコストは、一般的に1通10~15円程度と電話連絡でかかる通話料金や郵送の場合の切手代・印刷代に比べて比較的安価に利用できます。またSMSは一斉送信も可能なので、電話や郵送の場合に発生していたオペレーターの配置や発送準備など の煩雑な業務を大幅に効率化することができ、人件費の面でもコスト削減に繋がります。

スマホにもガラケーにも送信できる

総務省の「令和2年版情報通信白書」によると、2019年のスマホ保有率は83.4%であることがわかっています。スマホの保有率が高くなっていますが、ガラケーを使用している人も一定数います。SMSはスマホだけでなく、ガラケーにも送信可能です。

なぜなら、SMSは携帯電話の電話番号さえわかれば送信できるからです。万が一相手が携帯電話会社を乗り換えていても、MNP制度を利用すれば電話番号を引き継げるので高い到達率が期待できます。また、SMSは受信すると画面にポップアップ表示されるため、相手が気づきやすい連絡手段です。

メッセージの送信に手間がかからない

電話や郵送で督促する場合、1件ずつ連絡したり1通ずつ書面を準備したりする必要がありますが、SMS送信サービスを利用する場合は一斉送信できるので手間がかかりません。また、一斉送信する文面の一部(相手先のお名前や滞納金額 等)を送る相手に合わせて差込編集することも可能です。

SMSでの督促状・督促メールの注意点

SMSで督促するメリット

SMSで督促連絡をする際には、注意しなければならない点があります。それは送信元をはっきりさせ、安心感のある内容にすることです。

これまでに架空請求のSMSが不特定多数に送信された事例もあるため、詐欺メールだと誤解する人も多いことが理由です。過去には送信元を偽装したフィッシングメールが出回り、大手企業が公式サイトで注意喚起を行ったケースもあります。

SMSは一般的なメールに比べて到達率が高いといわれていますが、開封率とイコールだとは限りません。そのため、SMSで督促状や督促メールを送信する際には、詐欺メールだと誤解されないように送信元を明確にしておくことが大切です。

督促に役立つSMS送信サービスの選び方

SMSで督促するメリット

SMS送信サービスを提供している事業者は多く、サービス内容や料金などはさまざまです。ここでは督促に役立つSMS送信サービスの選び方を解説します。

接続方式は「国内直収接続」

SMSの接続方式は大きくわけて国内直収接続と国際網接続の2種類があり、それぞれ送信元から送信先までのルートが異なります。接続方式の大きな違いは、利用する回線網が国内か海外のいずれかという点です。

【国内直収接続】
国内直収は、ドコモ・au・ソフトバンク・楽天モバイルなどの国内の携帯キャリアと直接接続する仕組みです。到達率が高く、ほぼ100%に近くSMSが届きます。

利用するためには、どこの企業がどういった用途でどの番号を送信元にするのか、事前に携帯キャリアに申請し審査を受けなければいけません。

【国際網接続】
国際網接続は、海外の回線網を通じてSMSを送信する仕組みです。事前審査はないため、 誰でもSMS送信が可能です。

ただし、事前審査なしに誰でも自由に送信元をアルファベット表記できてしまうため、なりすましやフィッシングメールに悪用されることも少なくありません。また到達率が低く、確実にSMSを届けたい場合は不向きです。

国際網接続はフィッシングメールによる詐欺が多発したことにより、キャリアやユーザー側で受信拒否設定しているケースが多く国内直収に比べてSMSの到達率が低い傾向にあります。フィッシングに間違われず確実にSMSを送信したい場合は、国内直収接続を導入しているSMS送信サービスの利用がおすすめです。

LGWANに対応している

SMS送信サービスを選ぶ際には、セキュリティレベルをチェックしましょう。SMSは顧客の個人情報を取り扱うため、情報漏洩によるトラブルを防ぐためには高いセキュリティレベルが求められます。ISMS認証など第三者機関からの許認可を得ているかどうかもサービス選定の際の一つの指標になります。

また、自治体での導入をご検討の方はLGWAN対応しているサービスかどうかも確認が必要です。LGWANとはLocal Government Wide Area Networkの略称で、日本語では総合行政ネットワークと訳されます。

国や地方公共団体などの行政間の情報交換を目的として構築されたネットワークで、高いセキュリティレベルを保つことが可能です。多くの自治体では、LGWANに対応したSMS送信サービスを税金の督促や貸出物の返却を促す際などさまざまなシーンで利用しています。

【関連記事】LGWANとは?どんな役割を果たしているのか分かりやすく解説

予約配信できる

SMS送信サービスごとに利用できる機能が異なるため、自社が必要とする機能があるかどうかをチェックしましょう。SMS送信サービスで利用できる機能の一つに予約配信があります。

予約配信は指定した日時にSMSを自動送信できる機能です。SMSで督促する場合、支払い日前のリマインドや支払い日を過ぎた後の滞納通知など配信のタイミングを事前に設定しておくことでリアルタイムに配信作業をする必要がなく、より作業を効率化することが可能です。

予約配信はSMS送信サービスで利用できる機能として一般的です。無料で利用できるケースもあるため、他の機能や料金などを比較して選ぶとよいでしょう。

双方向通信を実現できる

SMSの通信方式には単方向と双方向の2種類があります。単方向通信はメッセージを送信するだけなので、告知やクーポンの配布に適しています。一方の双方向通信はメッセージを送信するだけでなく、相手からのレスポンスを受けることが可能です。

SMSで督促する際には、単方向通信ではなく双方向通信が利用できるSMS送信サービスがおすすめです。メッセージを受け取った相手が支払いの金額や期日などを確認したい場合、単方向通信ではレスポンスに対応できないからです。システムやパソコンでSMSを送受信できれば、やり取りの軽減に繋がります。

督促のSMS一斉配信ならアクリート

SMSで督促するメリット

SMS送信サービスの数は多く、サービス内容や料金はさまざまです。例えばAPI連携によるSMS認証に特化したサービスもあれば、メッセージ上に記載されたURLのクリック状況からターゲット層を分析するマーケティングに特化したサービスもあります。

督促が目的の場合は、決済との紐づけや双方向通信などの「督促に役立つSMS送信サービスの選び方」で解説した内容を踏まえてSMS送信サービスを選ぶようにしましょう。

アクリートは「日本におけるSMS配信事業のパイオニア」として、信頼性の高いサービスを提供しています。SMSの配信数は国内最大規模を誇り、その豊富な実績と経験から、SMSに関する様々なノウハウを提供させて頂くことが可能です。

アクリートの主な特徴は次の通りです

  • ドコモ・au・ソフトバンク・楽天モバイルに対応した直接接続※MVNO(いわゆる格安シム)にも配信可能
  • LGWANにも対応した高セキュリティ
  • 予約配信や双方向通信に対応 など

督促連絡のほかSMS認証やコールセンターなどの幅広いシーンでも活用が期待でき、大手を中心に数多くの企業様でご利用いただいております。無料トライアルも提供していますので、SMS送信サービスの導入をお考えのご担当者様は是非ご検討ください。

SMS配信サービスなら督促もスムーズ

SMSでの督促は相手の携帯電話番号さえわかれば送信できるため、一般的なメールに比べて到達率が高いです。電話や郵送よりもコストが安く、手間がかからない点もメリットが大きいといえます。

しかし、架空請求のSMSが不特定多数に送信された事例もあるため、詐欺メールだと誤解する人も多いのが現状です。SMSを開封してもらい未払金の回収に繋げるためには、送信元を明確にして相手に不信感を与えないことが大切です。

利用できる機能はSMS送信サービスごとに異なるため、まずは自社が必要とする機能を整理しましょう。

自社にとって最適なSMS送信サービスを見つけ、督促から未払金の回収までをスムーズに行いましょう。

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