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ショートメール(SMS)の一斉送信とは?メリットや注意点、サービス選定のポイント

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ショートメール(SMS)の一斉送信とは?メリットや注意点、サービス選定のポイント

ショートメール(SMS)は、顧客にリーチしやすい連絡手段として、ビジネスシーンで利用されています。 特に法人利用においては、複数の顧客に対してショートメール(SMS)を送る「一斉送信」を活用することが一般的です。

この記事では、ショートメール(SMS)の一斉送信とは何か、具体的なメリットや注意点、またショートメール送信サービスを選定する際のポイントをご説明します。

ショートメール(SMS)の一斉送信とは

ショートメール(SMS)の一斉送信とは?メリットや注意点、サービス選定のポイント

ショートメールの一斉送信とは、個人から個人へ送るのではなく、複数の宛先にショートメールを送信できる機能のことです。 差込送信で宛名や会社名のみを変更して一斉送信もできるため、内容を変えることなく、多くの顧客にショートメールを送ることができます。

また、配信日時を指定した自動配信が可能なサービスもあり、手動で行う作業を最小限に抑え、ミスなく顧客にリーチできる点が特徴です。

ショートメール(SMS)の一斉送信が活用される場面

ショートメールの一斉送信は、企業が自社の顧客に対して、同じ内容を送信したい場面で活用されています。 例えば、キャンペーン・セール情報、クーポン・アンケートなどの送信が代表的な活用場面といえます。

ショートメールは、携帯電話番号(以下電話番号)を使ってメッセージをやり取りする機能です。 電話番号は、メールアドレスとは異なり、一度取得すると基本的に変更されることがありません。 そのため、メールよりもメッセージを確実に届けやすく、企業が顧客に届けたい情報があるときによく活用されています。

ショートメール(SMS)を一斉送信する方法

ショートメール自体は基本的にどの携帯電話端末からも利用できますが、 一斉送信は個人向けの機能ではなく携帯電話端末からは行えません。主に、パソコンやAPIから一斉送信することになります。

具体的にショートメールを一斉送信する方法としては、企業向けのSMS送信サービスを利用することが一般的です。 SMS送信サービスを提供している事業者は多くありますが、基本的にどのサービスも一斉送信に対応しています。

企業が一斉送信サービスを利用するメリット

ショートメール(SMS)の一斉送信とは?メリットや注意点、サービス選定のポイント

企業がショートメールの一斉送信サービスを利用するメリットには、どのようなものがあるのでしょうか。一斉送信の主なメリットとしては、以下が挙げられます。

開封率が高い

ショートメールは到達率・開封率が高く、いずれも一般的には80%~90%ほどあるといわれています。 Eメールの場合、メールアドレスが登録時から変更されてしまうと、そもそも届きません。 また、届いたとしてもEメールの開封率は20%ほどといわれており、多くの場合は開封されないというのが現実です。

一方でショートメールの場合、受信時にプッシュ通知されることで他のメールに埋もれにくいうえ、1日に何十通も来るものではないため、顧客に気づかれやすいといえます。

費用をかけずに導入しやすい

ショートメールは、携帯電話を持っている相手であれば誰にでもメッセージを送れるため、幅広い層にリーチできます。 しかし、顧客一人ひとりに対して個別にメッセージを送信していると、人的にも時間的にも莫大なコストがかかるでしょう。

一斉送信サービスを活用することで、手間をかけずに同じメッセージを複数人に送信できるため、リソースの大幅な削減につながります。 また、一斉送信サービスは初期費用が無料のものもあり、費用をかけずに導入しやすいこともメリットです。

リマインドメールにも有効

一斉送信サービスは、事前に設定した日時での送信や確認メールの送信も可能なため、リマインドをしたいときにも有効です。 例えば、自動車や機械類などの点検日が近づいてきたらリマインドする、飲食店の予約日前日にリマインドする、商品を購入してから半年経過したら通知を送る、などができます。

大量配信にも対応

携帯電話でショートメールを利用する場合、迷惑メール対策のため、携帯電話会社ごとに1日の送信数が制限されています。 基本的にどの携帯電話会社でも、1日に送信可能なショートメールの上限はおおむね200通です。

多くの顧客にメッセージを送ることを前提とするビジネス利用であれば、大量配信も可能な一斉送信サービスを利用することをおすすめします。 ただし、一斉送信にも一定の制限が設けられているため、利用時には規約をよく確認してください。

一斉送信以外の機能も搭載されていて運用効率化につながる

ショートメールの一斉送信サービスを利用すると、単なる一斉送信以外の機能も使えることがあります。

例えば、個別送信や自社とのシステム連携によるAPI接続送信、日時指定の自動送信などです。 なかには、SMS送信時に生成された短縮URLへのアクセス件数を確認でき、どれだけクリックされているかなどの効果測定が可能なものもあります。

一斉送信以外にも豊富な機能を活用することで、業務全体の効率化につながるでしょう。

ショートメール(SMS)で一斉送信をする際の注意点

ショートメールの一斉送信を行う際には、いくつか注意すべき点があります。

なかでも注意したいものが、特定電子メール法(以下、特電法)です。 特電法は電子メールによる営業活動に関する規制を定めている法律で、迷惑メールの防止を目的としています。 特電法では、メールを送る際に送信者の情報を正しく表示することや、 受信者による同意を取ることを義務づけており、違反した場合は罰金が科されることもあります。

営業目的のショートメールも特電法の規制対象で、一斉送信の対象は「オプトインアドレス」であることが前提です。 オプトインアドレスとは、ショートメールの受信者から事前にメッセージを送ってもよいとの承認を受けたアドレスを指します。 承認を受けていないアドレスは「オプトアウトアドレス」と呼ばれます。

オプトインを取るには、会員登録や商品購入画面で「お得なキャンペーン情報を受け取る」などのチェック項目を設けましょう。 ショートメールの受信者に許可を得ず一斉送信すると、クレームやトラブルの原因となるだけではなく、特電法違反で罰則の対象になる可能性もあるので注意してください。

ショートメール(SMS)一斉送信サービスの選び方

ショートメール(SMS)の一斉送信とは?メリットや注意点、サービス選定のポイント

ショートメール一斉送信サービスにはさまざまなものがあり、何を基準に選べばよいのかわかりにくいものです。 一斉送信サービスを選ぶ際には以下のポイントを確認しましょう。

ショートメール(SMS)の送信方法(国内直収接続・国際網接続)で選ぶ

ショートメールの送信方法には、国内直収型と国際網型の2種類があります。 このうち国内直収型は、国内主要キャリアの回線経由でSMSが送信される方法です。

一方の国際網型は、海外の携帯電話会社を介す方法なので、スパムメッセージと認識されてメッセージが届かない可能性があります。 確実にショートメールを届けるためにも、送信方法は国内直収型を採用しているサービスを選びましょう。

一斉送信以外の機能で選ぶ

前述のとおり、各ショートメール送信サービスでは、一斉送信以外にもさまざまな機能が利用できます。 本文差込送信・配信時間予約送信・URL自動短縮など、自社に必要な機能が利用できるかなどをチェックしてみてください。

サポート体制で選ぶ

一斉送信や多くの機能を使えるだけではなく、ノウハウやサポート体制がどのようになっているかもチェックしましょう。

当社はショートメール配信システムを全て自社で開発しており、専門性の高い知識と積み重ねてきた豊富な経験があります。 システム開発に強みを持つ事業者だからこそ、スピーディーかつ柔軟にさまざまなご要望にもお応えし、サポートいたします。

セキュリティ体制で選ぶ

ショートメール送信サービスを選ぶ際には、顧客の情報資産を守るためのセキュリティ体制が整っているかも重要なポイントです。 監査体制が充実しているか、第三者機関による認証を取得しているかなどの点も併せて確認しましょう。

当社では、プライバシーマークだけではなく、信頼性の高いISMS(ISO/IEC27001,ISO/IEC27017)の認証も取得しています。 2003年からSMS事業を展開し、グローバルIT企業と国内大手企業での豊富な導入実績がある当社は、皆様に安心してご利用いただけるサービス運用を行っています。

ショートメール(SMS)の一斉送信サービスはアクリートがおすすめ

開封率の高いショートメール(SMS)を活用したマーケティングは、ぜひビジネスに取り入れたい施策の一つです。 ショートメール(SMS)送信サービスは、自社に適したものを選ぶことが重要です。

当社の「SMSコネクト」は、簡単にAPI連携が可能であることに加え、本文差込送信・配信時間予約送信・URL自動短縮など、 一斉送信をより効率的に行える機能が利用できます。

ショートメール(SMS)を送信するウェブ管理画面は直感的に操作可能で、「オペレーターの導入・習熟が容易である」 「日々のオペレーション・コストが格段に低くなった」とのお声をお客様からいただいております。

ショートメール(SMS)の一斉送信サービスを導入したいと思っている担当者の方は、ぜひアクリートにご相談ください。

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