社長メッセージ

アクリートは、新本社移転を転機に、
コミュニケーションにおける
オープンイノベーションを誘発します

代表取締役社長
田中 優成

アクリートは、第二創業期へ。
急速なデジタル社会が進むニューノーマル時代。
スピード感を意識した、全ての世代でデジタル・コミュニケーションにおける不安を解消し、「安心」「安全」「信頼」につながる「リアルな絆」を創り出します

アクリートは、新たにビジョン・ミッションを制定しました。 「デジタル社会に、リアルな絆を。」とビジョンを掲げ、「コミュニケートするすべての人に、 セキュアで最適な(手段を実現する)プラットフォームを提供する」を、ミッションとし、「安心」「安全」「信頼」につながる「リアルな絆」を創り出してまいります。

現在、急速なAI活用の浸透、デジタルトランスフォーメーション、働き方改革、人手不足などが進みデジタル・テクノロジーを活用した効率化時代に突入した現代では、リアルな対面コミュニケーションが減り、 デジタルとリアル、バーチャルとリアル、人と人、人とモノ、モノとモノの「はざま」に、人では、コントロールしきれない あいだ(間)が出現しています。それは、「対面することで人が主体的にコントロールし安心できた時代」から 「コミュニケーションする相手の顔が見えないデジタル時代」へ突入しているといえます。

コロナ禍が変えるコミュニケーションのDX(デジタルトランスフォーメーション)にも寄り添います

2020年の2月後半から突然に襲来したコロナ禍は、日本人だけでなく、世界中の人々の仕事やプライベートでのライフスタイルを激変させています。ビフォアーコロナの時代は、昨日まで普通に会えていた方々と、アフターコロナの今は3密や濃厚接触を気にしながらでないと、会いたい人々と簡単に会えない状況は、デジタル社会におけるコミュニケーションのあり方にも、大きな変容をもたらしています。

もともと、日本人はハイコンテキスト(高文脈)文化で、その場の空気感などを重要視してきました。それが、対面コミュニケーションじゃないこと(ヒトの温度がわからないコミュニケーション)、コミュニケーション不足における感覚値の違いが、デジタル時代に新たに生じた、意図しない「不安」を感じながら生活しているのではないでしょうか。
そのデジタル社会において、生活の主人公は、心や感情を持った人々、みなさんです。「不安」を解消するには、いかに「安心・安全・信頼」につながるものを提供し、確立していくかが大切であり、アクリートの使命とも言えます。

特に、アフターコロナのニューノーマル時代においては、今までデジタルから遠かった人々も、否応なしにデジタル・トランスフォーメーションへの対応を強いられます。すべてがデジタル起点となる時代に、アクリートは、オフラインであるアナログに寄り添い、超高齢化社会への配慮もしつつ、全ての世代を対象に「アナログとデジタルのつながりの在り方」を、テクロノジーを最適に配置しながら、コミュニケーションにおける「不安の解消」を手伝い、「安心・安全・信頼につながるものを提供」してまいります。

人々のコミュニケーションにおいて、デジタルの世界から、なかなか拭い去ることのできない人々の不安や不信を、より解消することができれば、私たちの暮らしはもっと豊かなものになるはず、と信じています。それが「安心」「安全」「信頼」につながる「リアルな絆」を創り出す、アクリートの役目なのです。
信頼性の高いセキュアな環境を背景にした“つながり”は、デジタルの世界にあたらしい絆を生み出してくれると、期待しています。

まるでリアルな世界と同じように強固で、まるでリアルの世界と同じように幅広く

ビジョンで掲げる「デジタル社会に、リアルな絆を。」 実現に向けて事業に取り組んでまいります。

最後に、2020年に入り突然、私たちも予期せぬコロナ禍の現状は、世界そしてこの地球に大きなうねりとともに一気に押し寄せた変化により、未だ終着点が見えぬまま、感染者数はまだ増加の傾向が続いており、1日も早い収束を心より願うと共に、新たなフェーズが見えてきています。いま、私たちは、常に、誠実な姿勢で、真摯に、私たちにできることを見極め、スピード感を持って行動することを、時代から求められています。

アクリートの第二創業期を加速させるための、新たな一歩を踏み出しました

「様々な人が入居し、思いがけない出会いがあり、そこから新しい発想が生まれ、プロジェクトが次々に走り出す」ことを狙う、オープンイノベーションの誘発が期待される場所「axle御茶ノ水」に、本社拠点を移します。トヨタグループをはじめとした大企業とベンチャー企業が交流し、イノベーションを起こすことを目的とした、新しいタイプのワークプレイスです。アクリートは、現在の事業にとどまることなく新たなステージに向かいます。これまでにない出会いと発想が必要であり、私達のさらなるイノベーションが、ここからスタートいたします。

このような激動の変化が伴う時代の中、一人でも1社でも多くアクリートの姿勢に共感いただける、お客様やパートナー企業の皆様、そして全てのステークホルダーの方々と共に、従来からのサスティナビリティやSDGsへの取り組みを継続し、新たに掲げたビジョンである「デジタル社会に、リアルな絆を。」につながる未来作りをしてまいります。